握る男

2015年12月29日
小さな寿司屋から日本の天下を狙う
野心に満ち満ちた男、「ゲソ」
その脇でゲソにこき使われながら成長し人として
大きくなっていく主人公

弟子達が師匠に追いつきたい、師匠に信頼されたいと言う中
ゲソは「あんな奴の下についちゃだめっすよ」
と言い切りそして店を乗っとる

その後寿司屋を全国展開させ、寿司のみならずありとあらゆる
食産業を傘下におさめていく。

「いいか?日本の食をおさえるってことはな、天下をとったようなもんなんだ。おれが食の供給をストップさせれば、日本は餓死するんだ。」

小さなモンスターが起こす、壮大な下克上物語

主人公がそのゲソではなくゲソの下で指示される立場ってのが良い。
モンスターが次第に大きくなっていくところを、一般人の視点から見せてくれる。
面白い
ぜひ読んでみて







結局書評じゃねーか!!


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